創業45年目 田山司法書士事務所



相続と贈与どっちがお得??・・・不動産編1



徹底比較 不動産の相続と贈与 どちらが得? No.1


不動産を持っているのですが、相続と贈与のどちらで名義変更する方が得でしょうか?

という質問をもってご相談に来られる方が毎月沢山いらっしゃいます。


このような皆様の疑問にお答えするよう、
相続と贈与の仕組みを不動産に関して重点的に3回に分けて解説を致します。
6月は【相続と贈与の税金の基礎】について触れていきます。


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相続と贈与の税金の基礎



 

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相続の場合にまず知っておいていただきたいのは
相続税には基礎控除額があるということです。


基礎控除額は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」で計算します。

妻一人子供二人の相続人が3名の場合を例にすると「3,000万+600万×3名」=4,800万が基礎控除の総額となります。
亡くなった夫の相続財産が不動産・預貯金・金融資産等まで含めて4,800万以内の場合、
相続税はかかりません


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贈与の場合は、
毎年110万円以内は非課税とする基礎控除という制度があります
(暦年課税といいます。)


一年間に、110万円までは財産を貰っても贈与税はかからず、
110万円を超えた場合は、その超えた金額に贈与税がかかります。

この制度は不動産の贈与にも使用することができます。

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税対策を考えた上で相続と贈与のどちらが得かを検討する場合は、
まず、相続時相続税がかかりそうかどうかを試算する必要があります。



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当所では、随時相続の相談を実施しております。

ぜひ、ご活用ください。