【2020年相続登記が義務化されたら??】
2020年相続登記が義務化されたら??
法務省の発表によると、
土地の相続登記が2020年以降に義務化される予定です。
詳細は今後法制審議会によって起案されますので、逐次情報を発信させていただきます。
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背景として、現在日本には
九州本土の面積を上回る、所有者不明の土地があるとされています。
弊所はこの「所有者不明土地」の相続人を調査する業務を、司法書士会と法務局より委託を受け、行ってきました。
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すると、50年から100年近く相続されていない土地ばかりでしたので、
調査は長期となり、最終的に相続人が200~300人判明した件も多数ありました。
ここまで人数が増えてしまうと
当然、遺産分割も非常にマズイことになります。
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義務化はまだ少し先ですが、相続登記を早めに行っておくと
次のようなメリットがあります。
- 不動産を売却したり、担保に入れる際、すぐに行うことができる。
- 親戚に何年も経ってから書類をもらう手間が省ける。
- 子供や孫に、キチンとやっておいたことで感謝される。
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前述の所有者不明土地調査により判明した相続人には、
法務局より「あなたはこの土地の相続人です」という連絡書が送られますが、
そのほとんどが
- 被相続人の名前も知らない、
- どこに土地があるのかわからない、
- 他の相続人の名前を聞いたこともない。
というケースばかりだと思います。
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このような事になる前に、早めの相続登記をお勧め致します。
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当所では、随時相続の相談を実施しております。
ぜひ、ご活用ください。